かしこい狗は、吠えずに笑う

マニキュア(ペディキュアも可)を塗る所作の美しさについて一晩中語り合いたい。
女の子が女の子の爪にマニキュアを塗ってあげるというシチュエーションはレズ的漫画や映画でよく見るのだけれど、セックスよりもドキドキするのはなんでだろう。足というのはパーソナリティ的に言うなら服従だから、そういう未成熟な愛やピュアさやあざとさにやられてしまうのかもしれない。私は昔からマニキュアってすごく美味しそうって思っていてとくに赤色やオレンジ色やピンク色をくちゃくちゃ口にふくませてにちゃにちゃ笑いたい願望があるのだけれど実際にしてみたらシンナーの匂いでくらくらして脳味噌が「これは毒だ」って合図を垂れ流していたために1度も成功したことがない。

イズミちゃんちょう可愛い、わかりやすく狂っていていいね?私は普通の人間だから普通じゃないイズミちゃんみたいな子とお友だちになりたいな。



寝られないと幻覚見るまで眠れないくせについに寝ることができる期間になるとめちゃくちゃ寝ちゃうのやめたいな、それで自分が損するならいいのだけれど人に迷惑かけてしまってはだめだ...やっかいなところはまあ自分クズですしって開き直っているところだよね..クズが開き直ってめっちゃ明るいめっちゃ元気とか死刑でない??
あううごめんなさい反省です

くちびるから散弾銃

文化祭2日目が強風で中止になった。
自然の力にはどう足掻いても敵わないので我々のヘイトは行き場を失って、目に耳に鼻に爪の間に毛穴の中までジャリジャリジャリジャリ、ほらね、神様なんていないでしょう。

そのかわりにたくさんお話ができた!

私のまわりの子たちみんな面白くて頭がよくて可愛いくてそれがとても嬉しい。どいつもこいつも死ねって思いながら過ごしていて世界なんて終わればいい、まして自分が消えればいいって、こんなにクソったれで頭の悪い人間がたくさんいるのにそんな奴らに殺されそうになってる自分がダサくてどうしようもなかったそれでも死ななくてよかった。
こうなると過ぎた憂鬱は喜劇であると自覚してしまう。
みんなちゃんと同じようにぐちゃぐちゃしていて安心する。
楽しいことが大好きおしゃべりが大好き20歳までに死のうと思っていたんたけど死ねなかったから暇潰しで生きてるんだけどたぶん死ぬまで生きそう。こうしてとりとめのないお話をしながら人間大好きって言ってたいの私。


もっとお話していたかったけどおいちゃんに会わないときっと次の日曜まで死んだふりしなきゃだからビンゴは諦めた。撃ち抜きたいのは好きな人の心なのです。
ミルクキャラメルもらってちょう好きちょう可愛い大概ぐちゃぐちゃしていて闇深そうだし人とか殺せるもんね10年前の私の知らないどうしようもない病み病みのおいちゃん飼育したいよう冬が好きってはじめて知ったまたひとつおいちゃんの好きなもの知った嬉しい嬉しい冬嫌いだけど好きになるよこれから


課題とか課題とか課題とか将来とか、面倒くさいことばっかりだけどめちゃくちゃ生きたいとか思ってる。本当は今がずっと変わらないでいてほしいけど変わらないものは大抵変わってしまうからせめて長生きしたい、私長生きするからみんなも長生きしてよって泣き出したいくらい今が好き。

朝食に毒を密かに盛れ ながい土曜日を終らせる為に

文化祭1日目だった。ゼミはとてもよかったとても頑張った、みんな声を張り上げていたし看板は女の子みたいで可愛いし冷凍のナゲットはよい揚げ具合に魔法の粉でとびきりのナゲットに仕上がっていた。お財布さんは律儀に文化祭まできてくれてナゲット全種類買っていったのがほんとうにキモいと思ったけど売上に貢献してくれたのでばいばいするのはもう少し先伸ばしにしてやろうという呪いをかけた。女の子のエプロン三角巾姿ってみょうにそそるよね。みんなキラキラしていてそのキラキラを私は眺めているだけの足手まといだけれどどうかここに置かせて。上とか下とか役割とか学年とか関係なしに頑張れるのが文化祭なのに文句たれている人は頭が悪いんだろうなあと思う。要領悪いんだろうなあと思う。生き辛いのかな。

そのあとバドミントンして腕までパンパンにするというハードスケジュールだった。ショットうつとき服がひるがえるの綺麗。
イタリアンレストランでお財布さんの話をしたら左頬をぺちっとやられた。クソビッチとか思ってるんでしょ?心配してくれてありがとう。



明日はお財布さんを呼び出してまた大人買いさせようかなとか黒いこと考えてたら、まさかみんなくるなんておいちゃんがくるなんてなんでそんな余計なことするの学校にいる自分とか一番見られたくないのにどうやって笑えばいいかわからない、自分が自分じゃなくなった瞬間を意識するときが一番エグい。
来てくれたら嬉しいなどうか来ませんようにがごちゃまぜでうわー!ってなってる、今夜砂嵐を起こしたのは私なのです。

コピーページにはならない

映画漫画映画テレビ映画映画音楽映画神様

毎週TSUTAYAに行ってるこれでいいのか大学生。わざわざ落ち込む映画を借りてわざわざ落ち込むのが私の幸せ。

痛いことをして痛むのは私だし、気持ちいいことをして気持ちよくなるのは他でもない私のはずなのにそれら全てがまやかしだって思う。電車に乗っていると突然すべての景色が灰色になってぼろぼろ崩れたり、水中から聞く音みたいに話し声が沈んでいったり、右肩斜め上からいつも私を見下ろしている私がいたり、指から離れた爪がはたしてこれは私と呼べるのだろうかって小一時間考え込んだり、私は私なのか鼻をさした私が私?それとも「私」?わからないよ。自分が誰だかわからないなんてそんな悲しいこと、だから私を教えて、君の言葉で私を説明して!私は君のことを信じるから、君が語る私を信じるよ。これが私の君の宗教のはじまり。

私の人格は映画や漫画や本ゲームテレビ誰かのことば音楽の断片を張り合わせてできたコラージュ作品かもしれない君の髪型も服装もことばも笑顔もその悲しみですらオリジナルではないかもしれないそれでもたまらないたまらないたまらないたまらなくすき。君のことが好きだなあと思うとき、その頭がワイドショーやドラマや週刊誌ではなくあなたであることを願う。

ニスの臭いのアトリエ水彩画デッサン花瓶の水

なんだかいつもやる気がなくてぼーっとしている。「頑張れ」は下手に頑張ることなく頑張ることで果たされている、そんなもの小学生でもわかる。完璧じゃなきゃ私なんていらない。だから私は頑張って頑張って頑張って1が1であるために99を犠牲にしてきて、それでどうなったんだっけ?



文化祭の準備が着々と進んでいます。


高校の体育祭は誰も近付かないような青ざめたコンクリート造りの階段下で寝てた。文化祭は模造紙にイラストを描くためにお尻をつきだしてキャイキャイする女の子のパンツを覗いてキャイキャイしてた。私いまゼミの文化祭準備で買い出しとか行っちゃってる、これはとてつもない進化だぞ。

やりたくないことは徹底的にやらない人間だから、みんなすごいなあって思う。みんなすごいなあ。
青春のはしっこで、舞台の袖かすかにもれたスポットライトの光を「人様のおこぼれで生きれて光栄」って思いたい人生のただ中にいるなんて信じられないなあ。


マイペースなんじゃなくてまじでどうでもいいって思ってるんだよね。
でもやればできる子って言い張って文化祭くらいは頑張って早起きするね。

君の好きな唄をうたう 唄をうたっている

お前の国の言葉なんか知らねえよって私は彼のことをはじめから否定して、「理論武装してみせるのもいいけどそんな穴だらけの理論突っ込みどころ満載だよ??あなたは頭が悪いんだから私の言うことだけ聞いていればいいの、わかる?」と言ってみれば彼の肥大化した自尊心はシュルシュルと萎み臆病な羞恥心が顔を真っ赤にしてこちらを覗いてくるのですね。私はそれがたまらなくなってそれが可愛くて仕方がなくなって「大丈夫大丈夫どんなあなたも大好きよ」って頭を撫でてあげるのです。

彼は私のことが大好きだから私はいつも辛くてたまらない。
彼こそが私の弱さだとしたら洗脳されてんのはどちらでしょーねという疑問につきあたる、クソが。


私は彼のことをたぶん好きだから一生手の中で飼い殺そうと思います

粘膜の夢に溶けていたい

またポテトチップス食べちゃった。


そもそも私が食べるチョコチップクッキーやペロペロキャンディなんかは嗜好品であって人体に必要な栄養素の欠片もなく量産型のハッピーを脳味噌にぶちこむためのあまいあまいあまい毒みたいなものだから、本当は光合成で生きていけないかなって思ってる。「食べてるのに太らなくていいよね」っていうのはそうなのかもしれないけどそれは同時に必要な栄養素も吸収されることなく流れていくので結局不健康なんですって皮肉を、言っても思春期の女の子には伝わらないか。

私楽しいことが好きだからよくお笑いを見たりするのだけれどアメトークでのサンドイッチマンの伊達さんのサイズ理論(カステラ潰したら紙みたいにぺらくなるからこんなぺらいものゼロカロリーだ太るはずない)がとても共感できて、つまるところ思い込みって本当にすごくて脳味噌なんて簡単にだませちゃうんですよってこと。
米粒ひとつ食べることが怖くて怖くて体重が38キロまで落ちてそれでしか自尊心を満たせなかった拒食の私と、食というただひとつに頭の中が支配されてスーパーで買った3000円ぶんの食材をスーパーのトイレで犬みたいに泣きながら食べてそれが一日中になって学校に行く目的が給食だけになって惨めで死にたくて体重が50キロになった過食の私はいつか殺しました。

普通に食べられる幸せ。


よかった、わたしは吐きダコなんてできなくてよかった胃酸の味なんて覚えなくてよかった、幸運だった。運がよかっただけ、それだけだった。
鶏ガラみたいな足を腕を胸をして歩いてる誇らしげな女の子をボキボキ抱き締めて罵倒したい、大丈夫だって震えながら笑いたい。


明日はなんの味の飴を食べようかなって眠りにつくハッピー